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 時代は刻刻変化しています。 身近な問題
             相続が争族にならないように   


<2016年 11月掲載分>

● 時代は刻刻と変わってきています。 アメリカ合衆国大統選の結果がでて、いろいろな方達の意見・見方が有りましたが、共和党候補のドナルドトランプ氏になりました。 他国とはいえ日本にとっては影響力のあるアメリカ合衆国、今後の動きが気になるところです。
● 話は変わりますが相続税も基礎控除額が大きく変わって5,000万円 + 1,000万円 × 法定相続人の数 だったのが :
3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数 と今まで相続税を考えなくてもよかった方達も今後の事を考えておかなければいけなくなりました。 実際は相続税を払うのに四苦八苦という場合も出ていきます。
● そんな事にならない為に、生きてるうちに出来る事は ・・・、ご自分の財産の整理から ・・・ 自分名義の不動産をお持ちの方はその行き先を考えておく。
● 先日、相談のあったお客様は自宅は持ち家で、その他に借家をご夫婦名義で 2軒所有していらっしゃいます。 相続が発生したら、それらをどうしたらよいか ‥?? いっそ不動産を売却して現金にして、自分達で使ってしまおうか( 孫子に美田を残さずの考え方 )、生前贈与で子供達に分けるか( 自分の目の黒いうちに行き先を見届ける )等 ‥ いろいろ思案されていました。
  ● また、別のお客様は実際相続が発生して相続人はご兄弟とそのお子様達でしたが、相続が発生する前は、何も仰っていなかった方が、実際に受け取る財産、金額の話になったら話が変わってきたそうです。 それこそ争族になってしまいそうなお話でした。
● 争い事の原因にならないように築き上げた財産、自分の思いを遺言書に残しておかれるのも一つです。
● 世界情勢とは一緒に出来ないですが、何が起こるかわからない、想定外の事が起こってもおかしくない時代です。
どのような状況でも悔いのない結果を作りたいものです。
    相続が争族にならないために。
      起こってからでは手遅れです。
        事前の準備をお勧めいたします。

                      成田 寿美子


  
 

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