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    「 資産を残す 」 親の思いと ・ ・ 子の現実          

<2018年 3月掲載分>

● 限られた土地、狭い国土の中で代々守ってきた土地・家屋。
大家族で暮らしていた一昔前は、子供の為に孫のためにと、資産
を大切に守り、孫子の代に残すことが当たり前でした。
しかし今は其々の家族で住宅に対する必要の度合いも違っていて、その時々に見合った住替えが当たり前になっています。
● 先日ご相談の有ったお話は、最終的にはお子様たちが皆で近所に住めるようにと、実家の近くに 土地を手に入れていらっしゃった親御様。 お父様がお亡くなりになって相続が発生して、持っていらっしゃった土地を其々のお子様が相続されました。
● ご両親様が、お子様の今後を考えて一生懸命増やして残してくださった ( 土地 ) 資産ですが、お子様達にも各々のご事情があって、住環境はとっても良いところなのですが、すぐには引っ越してこられない状況でした。
● 結局、今回は相続分を売却してそれぞれが資金を有効に使う事になりました。 相続が発生して初めて分かった親心、「 いろいろ我慢していたのも後々私たちが困らないようにと考えていてくれたんだね。 」 と、ご姉妹でお話になっていらっしゃいました。
  ● ここ数年は特に時代と共に、いろいろな価値観も大きく変わってきています。 住宅に対する考え方も10人20色、様々に変化しています。
● しかし、どんな時代でも親が子供を思う気持ちは変わらないと思いますが、それだからと言って 子供たちに資産を残すことが良いことかどうかはわかりません。 仲の良かったお子様達が相続がきっかけで相続が争族になるケースもよく耳にします。
● 西郷隆盛の言葉 「 子孫のために美田を残さず 」 の通り、築き上げた資産は子供や孫の為ではなく、ご自分たちの為に使い切る。 いまでは人生 100年と言われています。 ・ ・ ・ 人生を楽しむ生涯現役で人生もお金も有効活用する事をお勧めします。
あなたにとっての
    ベストプラン人生を楽しむための
         資産の有効活用をご一緒に考えます。
            ぜひご相談ください。
                      成田 寿美子



  
 

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