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  自分の思いを記録に残すエンディングノート
                 平成が最後となる 2019年  


<2019年 2月掲載分>

● 先日、相続に関するセミナーに参加してきました。 相続税も基
礎控除額が大きく変り 3,000万円 + 600万 x 法定相続人の数と今
まで関係ないと思っていた方達も 相続に関する税金の事 ちょっと
頭に入れておかれたら良いと思います。 まさかの相続税、実際払
うのに四苦八苦という場面も出てきます。
● そんなことにならない為に、頭のはっきりしているうちに 出来る
ことは ・ ・ ・、自分の財産の整理から ・ ・ ・ 自分名義の不動産を
お持ちの方は評価等からおおよその金額を出しておく。 預金に
関しては万が一のことを考えて全てを明らかにしておく。 それぞれ
に問題も有ると思いますが、いずれ起こる事は 前もって、ご自分が
しっかりしているうちに整理しておく事。 遺言書の作成等、あまり
重く考えなくても ・ ・ 書き換えも可能で書きやすくなったとのお話で
した。 相続に関する セミナー、一度 お聞きになるのもいいと思います。
● セミナー後半には エンディングノート の作成についての講義も
あり、色々身につまされるお話もありました。 講師は司法書士の
女性の先生で、実際に2年前に お母様が亡くなられて、その時に
活用なさったとの事でした。
  ● 自分が亡くなった後、財産の事は前半の遺言書の作成のお話で
したが、思いを伝える ・ ・ ・ 葬儀の事、会葬者の事、棺に入れてほし
い物等、又相手に伝えたい気持ちのこと等、面と向かっては言えない
ことを書き残す事の重要性を伺いました。 実際その先生もまだ50代
の方ですが、ご自分のエンディングノートをお書きになる為に真剣に
自分と向き合ったら 意外な結果が出たそうです。
● 私も仕事を通して伺った話ですが 相続が発生する前は、仲の良
かったお子様達が、実際に受け取る財産、金額の話になったら考えて
も いなかった話が出て、それこそ争族になってしまいそうな お話もありました。
● 折角築き上げた財産が争いのもとになったり、自分の思いが相手に
伝わらなかったら本当に残念です。 残された人達が幸せに暮らせる
ためにも形あるものは遺言書に残し、思いはエンディングノートに残し
ておかれるのも大切ですね。
● 想定外の事が起こっても おかしくない時代どのような状況でも
      悔いのない結果を作りたいものです。
        ご自分の思いを正確に伝える、
          相続が争族にならないために。
             事前の準備をお勧めいたします。
                    成田 寿美子



  
 

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